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2025/02/06 09:04
卵は濃度と光の間にある—変化を内包する食べもの
私たちは食材を「動物性」と「植物性」に分類することで、食べ物を理解しやすくしています。しかし、この分け方は本当に絶対的なものでしょうか?それとも、ただ便宜的に作られた概念にすぎないのでしょうか?
動物性の食品は「濃度」としてのエネルギーを持っています。それは、個体としての生命が凝縮されたものであり、進化や存続のための力が詰まっています。肉や魚、乳製品は、生き物が生きた証であり、その存在の重みを感じさせます。一方で、植物性の食品は「光」としてのエネルギーを放ちます。太陽の恵みを受けて成長し、広がりながら生命の可能性を拡張するもの。それは、調和と再生、そして循環するエネルギーを象徴しています。
では、卵はどこに分類されるのでしょうか?
卵は、動物から生まれるにもかかわらず、まだ「個」としての完成を迎えていません。それは、肉のように確固とした濃度を持つものではなく、植物のように拡がり続ける光でもない。卵は「濃度」と「光」の両方を持ちながら、そのどちらにも完全には属さない存在です。
このことは、卵が持つ「変化の力」を象徴しています。卵はまだ形を成す前の生命のエネルギーであり、変容する可能性を秘めた食材です。食べることで、私たちはこの「変化のエネルギー」を自らの内側に取り込みます。肉のように固定化された生命力ではなく、植物のように一方的に広がるものでもない、動的なバランスの中にあるもの。

卵を食べることは、変化そのものを取り入れること。
「動物性」「植物性」という概念を超えて、卵はエネルギーの流動性を象徴する食材なのかもしれません。それは、生命が生まれる前の可能性そのものを食べるということ。私たちが卵を口にするとき、私たち自身のエネルギーもまた変化し、新たな調和と循環が生まれるのかもしれません。
卵の本質—まとめ
濃度と光の間にある存在:動物性の「濃度」と植物性の「光」の両方を持ちながら、どちらにも完全には属さない。
変化を内包する食材:生命がまだ形を持たない状態にあり、可能性や流動性を秘めている。
エネルギーのバランス:固定された生命力ではなく、変容と調和をもたらすエネルギーを持つ。
食べることで得られる影響:単なる栄養補給ではなく、変化そのものを取り入れ、内的な循環を促す。

卵の化学的な栄養価
卵には、ビタミン・ミネラル・高品質のタンパク質・良質な脂肪がバランスよく含まれています。
主要栄養素:タンパク質、脂質、微量の炭水化物
ミネラル:鉄、リン、マグネシウム、セレン、マンガン、亜鉛、カリウム、カルシウム
ビタミン:ビタミンA、B2、B5(パントテン酸)、B6、B12、D、E、葉酸、コリン(脳機能サポート)
卵のカロリーは約77kcalで、タンパク質約6g、脂肪約5gを含みます。特にコリンは脳機能や神経系の健康維持に重要であり、セレンは抗酸化作用により若々しさを保つ働きがあります。また、アミノ酸スコア100の完全食品であり、適量摂取による健康リスクの懸念も少なくなっています。
このように、卵は栄養価とエネルギー的な可能性を兼ね備えた、特別な食材であると言えるでしょう。